足のしびれの原因と対処法を知りたい

2017.02.25 | 260 views

ジンジン、ビリビリ、慣れない長時間の正座等で立ち上がれなくなるほど足がしびれた経験は誰しもあると思います。
しかし、なにもしていないのに足やふくらはぎ等にしびれを感じたことはありませんか?痛みのように支障がないからと放っておくと置くと怖い病気のサインを見逃していることもあるかもしれません。様々なしびれとその原因と改善の方法、病院にいくべきなのかどうかなど、足のしびれ対策全般についてお話したいと思います。

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足のしびれの原因と対処法は?

 

現代社会において長時間の正座をする機会はなかなかありませんが、避けて通れないのは葬儀や法事などの機会でしょうか?長時間の正座の後、立ち上がれずに転んでしまい、恥ずかしい思いをしたことのあるかたもいらっしゃると思います。

こうしたしびれの原因は血流障害や神経の圧迫によるものです。正座した状態では膝から下の血管が圧迫されて血流が悪くなり、神経が酸欠状態になります。そのうえ、自分の体重によって圧迫もされてしまいます。そうした状態が続くことにより、神経がマヒ状態となり、痛覚以外の感覚を感じにくくなっていきます。そのため、足の感覚が失われたように感じるのです。ですが、痛覚だけは他の感覚と違い残り続けるため、しびれた感覚として感じるのです。

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このようなしびれは、もちろん少し待てば自然と回復しますが、しびれが起こりにくくなる方法をお教えします。

・両足の親指を重ねて据わり、交互に入れ替える。
・荷重が1点に集中しないように体の重心を変える。
・座りなおしながらつま先を立ててかかとにお尻を載せる。
・足に血が回るように少しだけお尻を上げる。

それでも長時間の正座ではしびれてはしまうかも知れませんが、多少なりともしびれにくくできるはずです。

 

病気を原因とする足のしびれが疑われる場合とは

 

正座や運動をした後の疲労などによる一時的なしびれはあまり気にする必要はありませんが、それ以外の原因に起因するしびれには注意が必要です。

例えば片足だけに「前触れ無く起きてしばらくすると消える」「靴下を履いているような感覚がある」などの症状がある場合は病院での受診をした方がよいでしょう。また、受診の際は「最初にしびれた場所」「いつからしびれていて、どんな症状なのか」「しびれたときの姿勢、動作等」「今現在、どこがしびれているのか」といった情報を正確に医師に申告することが大切です。

 

足のしびれから考えられる疾患

 

椎間板ヘルニア

 

腰椎の骨と骨の間には椎間板というクッションの役割をする軟骨があります。この椎間板が圧迫されて外に出てしまうことで神経を圧迫し、足のしびれや腰痛などの症状が起きます。

足根管症候群

 

足のくるぶしの後ろには、足根管という神経などの通り道があります。この足根管が良性腫瘍(ガングリオンなど)、静脈瘤など様々な原因で圧迫されることで症状が起こります。

 

糖尿病性神経症

 

糖尿病の初期症状として、主に足の指や裏に「ピリピリ」「ジンジン」という痛みやしびれを生じます。症状が進行すると手指にもしびれや痛みを生じます。更に症状が進むと、感覚が鈍ったり、感覚を失ってしまうことも。感覚がない状態で足が傷ついても気付けなくなってしまい、気付いたときには細菌等の感染で細胞が壊死してしまい、最悪切断に至ってしまうこともあります。

バージャー病

 

病気の報告者の名前からバージャー病、もしくはビュルガー病と呼ばれる病気で、閉塞性血栓血管炎とも呼ばれます。四肢の末梢神経に閉塞をおこす病気です。手足やその指先に血液が十分に送られず、酸欠状態となってしまうことで起きる病気です。
自覚症状としては手足の指のしびれや冷えに始まり、激痛や皮膚の異常、果ては壊死を起こしてしまうこともあります。
男女比が9対1と圧倒的に男性に多いのも特徴で30~40代で多く発生します。はっきりとした原因はわかっていませんが、喫煙が関与しているといわれており、患者の殆どに喫煙暦(あるいは受動喫煙)があると言われています。

脳梗塞

 

片足だけがしびれる場合は、脳梗塞の前兆が疑われる場合もあります。梗塞が起きている場所によって症状も異なるようですが、失語症等の言語障害などの症状が起きることもあります。

 

足のしびれを改善するには?

 

血行不良からくる足のしびれは神経の圧迫や締め付け、冷えなどが原因です。
セルフケアで改善するためには血行を促進し、足を冷やさないことが大切です。
適度な運動やゆったりめの入浴を心がけるのもいいでしょう。また、足を締め付けるような衣服を避け、体にあった服装が良いでしょう。
ですが、しびれは様々な病気の兆候であることも考えられますので、異常を感じたら速やかに医療機関を受診することをおすすめします。