冷え性を食べ物・飲み物で改善する、おすすめ食品リスト
2016.11.17 | 1,004 views
冷え性対策には様々な方法があります。
運動や半身浴、漢方や薬…そんな中で、毎日の生活で取り入れやすい、食べ物・飲み物で冷え性を改善しようと考えていらっしゃる方は多いと思います。
ここでは、冷え性を改善する為におすすめの食品と、おすすめの食べ方・飲み方をご紹介していきます。
そもそも冷え性を改善する為には?
温めても温めても冷える冷え性。これは全身の血管が縮んで血流が悪くなり、代謝が下がってしまうことが原因ですが、改善する方法としては、二つあります。
一つめは、「内臓・腸内をしっかり温めること」。そして二つめは、「自律神経を整えること」です。
まずは、冷え性の基本的な対処法を理解しておきましょう。
●腸内環境を改善する
冷え性の原因の一つには、腸内環境の悪さが関係しているかもしれません。
なぜなら、腸の役目は、全身の健康をコントロールすること。腸内細菌が免疫機能と密接に関係しており、善玉と悪玉を判断しているのです。腸内環境が悪くなれば便秘になって代謝も血行も悪くなるので、冷え性になります。
腸を冷やさないようにして常に活発に動くようにすれば、血行がよくなって冷え性の改善も期待できるというわけです。
●自律神経を整える
自律神経と冷え性が関係している事を、意外と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自律神経失調症の人は冷え性になりやすく、冷え性の人は自律神経失調症になりやすくなります。
そもそも自律神経というのは、自分でコントロールできるものではなく、環境の変化に応じて無意識のうちに働く神経です。
たとえば消化機能や体温調節のための発汗や栄養を運ぶ血液などもすべて自律神経の働きなのです。
これが乱れてしまうと、血行不良により冷え性になってしまいます。改善するには、やはり生活習慣を整えることが大切です。
一日三食を規則正しく食べること、寝る直前の食事を控えること。
寝る前に食事をすると、睡眠中も腸に仕事をさせることとなり、興奮・緊張の交感神経が優位になってしまいます。
自律神経を整えるための深い休養を得るためには、寝るタイミングにはリラックスした副交感神経を優位にしておきましょう。
冷え性の原因に効く食べ物は?
冷え性についてご紹介しましたが、冷えの原因を改善する為に効果的な食べ物にはどのような種類があるのでしょうか。
ここで紹介したいと思います。
まず、食べ物を「冷え性」という視点で考えると、体を温める「陽性」のものと、体を冷やす「陰性」のものがあります。
必ず陽性の食べ物をとるようにして、冷え性を改善する努力をしていきましょう。
そもそも冷え性を改善する為には?
温めても温めても冷える冷え性。
これは全身の血管が縮んで血流が悪くなり、代謝が下がってしまうことが原因ですが、改善する方法としては、二つあります。
一つめは、「内臓・腸内をしっかり温めること」。そして二つめは、「自律神経を整えること」です。
まずは、冷え性の基本的な対処法を理解しておきましょう。
体内からポカポカになる食材
ここでは、冷え性を改善するためにどのような成分が体内を温めるのかを見ていきましょう。
基本的には血行・血流をよくするものが中心となり、特徴としては塩辛いもの、かたいもの、寒い土地でとれるものが挙げられます。
●ナトリウム
自然塩・しょうゆ・みそ 等。東北をはじめ寒い地方で煮物が食べられているのも納得です。
●たんぱく質
食肉類・大豆・じゃがいも・いわし 等。たんぱく質は体内でアミノ酸に分解され、エネルギーに変化することで熱を発生させます。
●クエン酸
レモン・梅干し・ローズヒップ・ハイビスカス 等。クエン酸には、疲労物質を分解する働きと血流をよくする働きがあります。
ストレスを緩和するための食材
冷え性を改善するには、自律神経を整えて血行をよくすることが必要ですので、根本原因であるストレスを緩和させる必要があります。
今回は、ストレス緩和が期待できる食品をご紹介いたします。
●ビタミンB群
胚芽米・玄米・牛乳・バナナ・マグロ 等。
疲労回復と代謝促進の働きをもつビタミンB群は、肩こり防止に関係が深い成分です。
●カルシウム
干しエビ・パルメザンチーズ・ごま・油揚げ 等。カルシウムを血液中にとりこむことで、血行を司る心臓の動きを活発化させます。
●ビタミンC
焼きのり・赤ピーマン・アセロラ・ゆず 等。
ビタミンCは血液の主な材料となる鉄分の吸収を促進するので、血行改善に関係しています。
おうちで簡単に!おすすめの温め料理&ドリンク
それでは、ご自宅で簡単にできる「陽性」の料理をご紹介しましょう。ぜひご参考にしてくださいね。
●玄米でアボカドチャーハン
玄米を使った、アボカドのチャーハンです。
肩こり防止に関係するビタミンB群を含む玄米と、身体を活性化させるカリウムを含むアボカドの相乗効果が期待できます。
●混ぜるだけフルーツサラダ
バナナ、赤ピーマン、りんごなど、血行をよくして体を温めるフルーツと少量のお醤油で作るメニューです。
切って混ぜるだけなので簡単にできます。醤油は、辛くならないように少しずつ足して味を調整しましょう。
●お手軽生姜紅茶
熱い紅茶に、おろし生姜、レモン、はちみつを少しだけ入れ混ぜて作る、冷え性用の飲み物です。
体を温める「ショウガオール」を含む生姜と、血行改善が期待できるレモンで、体質改善をめざしましょう。
●ほんのり甘いほうじ茶ラテ
体を温めるといわれるほうじ茶に、適量の牛乳とてんさい糖を少し混ぜて作ります。
てんさい糖は、さとうきびから出来る糖よりは体を冷やさないとされています。
●遠赤外線のチカラ
足うらシートの基本的な目的は「温めること」です。
なので、いわゆる樹液で老廃物を吸収するといった一つの効能だけを重視するのではなく、足をきちんと温めることができるたとえば遠赤外線などの機能をもつものを選ぶといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか? 日頃の食生活に気をつけることで、冷え性を改善させる効果が期待できるかもしれません。ほんのわずかの工夫でも、積み重ねていけば大きな変化につながる可能性もあります。さあ、毎日少しずつでも始めてみましょう!