更年期障害に効果あり。
知っておくべき5つの漢方とその効果

2018.01.05 | 161 views

のぼせ、ほてり、イライラなど、更年期特有の体の不調に悩まされていませんか?病院で診てもらう程ではないものの、明らかな不調があり、なんとか改善したい!と思っている方も多いのではないでしょうか?実は、あなたの不調は、漢方薬でぐっと改善するかもしれません…!
この記事では、更年期障害に対する効果が期待できる、知っておくべき5つの漢方薬とその効果についてご紹介します。

 

更年期障害とは?漢方でのとらえ方は?

更年期障害とは卵巣機能が低下しはじめ、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減ってきます。このことによりめまい、ほてり、発汗異常、頭痛、動悸、息切れなどの様々な不調が現れやすくなることをいいます。
漢方医学上では、まず気、血、水が人体を構成する要素とされており、「気」は元気や気力などの気、「血」は文字通り血液、「水」は血液以外の身体の水分を示します。この3つがバランスを保ちながら全身をめぐっていることで健康が維持されると考えられています。
更年期障害で見られる症状の中でも肩こりや頭痛、身体の冷えは、血流が滞った状態を表す「瘀血(おけつ)」の状態ととらえられます。不眠や抜け毛が起きる場合もありますが、これは「血虚(けっきょ)」という血の不足した状態といわれます。
そのほか、更年期障害の代表的な症状のひとつといわれるホットフラッシュやイライラの症状には気の巡りが失調する「気逆(きぎゃく)」が、疲れやすさやだるさなどは「気虚(ききょ)」という気が不足した状態によると考えられています。

 

漢方薬が更年期障害に効果的な理由

薬と違って、漢方薬は自然由来の生薬で木の実、葉、根などが主成分となり、凄いものでは動物のある一部分が入っているものなどもあります。そのため、化学物質や添加物を含まず、カラダへの副作用の心配も薬と比べると激減します。
また、カラダの不調に合わせて様々な漢方と組み合わせることができ、一人一人の体調にあったものを使用できるのも魅力です。
 
漢方薬をのんでいるからという安心からつらい症状を忘れてしまうなんていう人もいる様です。

知っておくべき5つの漢方薬とその効果

「加味逍遙散(かみしょうようさん)」

疲労回復や冷え症、生理不順、血行不良などからくる肩こりなどに効果があります。
また、更年期症状全般的に効果があると言われ、中でもイライラや、なかなか解消されないストレスからの疲労なども和らげてくれます。
イライラやストレスなどがあっては、やはり夜も眠れませんよね。
そんな時、この加味逍遥散は心をスッと落ち着かせ穏やかな気持ちにさせてくれるのではないでしょうか。

 

「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」

更年期以外でも、古くから女性に良いとされてきた漢方薬です。
更年期の疲れやすさ、血行不良からくる肩こりや頭痛などに良い漢方薬です。
また、更年期女性特有の寝つきの悪さなどにも効きめがあります。
睡眠不足からくる不調も改善してくれることでしょう。

 

「桂枝茯苓丸(けいしふくりょうがん)」

更年期特有のうつなどの精神不安に効果の高い漢方薬です。
そのほかにも、のぼせ、ほてり、手足の冷え、めまい、さらには皮膚炎などにも効果を発揮するため更年期におこりがちな皮膚のトラブルも解消してくれることで有名です。
ニキビやシミの改善に使用されることもありますから、オトナニキビや加齢によるシミのケアにも良いですね。

 

「温経湯(ウンケイトウ)」

月経不順や月経困難、更年期障害は女性特有の疾患として知られています。これらは、ホルモンバランスの崩れが大きく影響しています。そこで、先に挙げた症状に対して用いられる漢方薬として温経湯(うんけいとう)が知られています。ホルモンが関わる排卵や妊娠へ働きかけるため、温経湯は不妊に対しても使用される薬です。
また、ストレスを受けることで不眠や神経症に陥ることがあります。さらに、女性では湿疹、足腰の冷え、しもやけも問題になりやすいです。これらの症状に対しても、温経湯は有効です。

 

「温清飲(うんせいいん)」

更年期障害の症状全般に良いと言われています。
また、肌の乾燥や更年期女性特有の肌のくすみなどにも良い漢方薬です。
肌のバリア機能が低下して、ひどい乾燥による肌のカサカサや痒みなどを軽減してくれます。
また、不安定で過敏になりやすい精神状態を、落ち着かせてくれる効果もあります。
内面、外見と両方からサポートしてくれることが期待できますね。

 

まとめ

漢方薬は、薬のように即効的な効果を得るのは少々難しいでしょう。
ですが、しっかり飲み続けることで、カラダは少しずつ良い方へと変化していき健やかになっていくはずです。
更年期は、心もカラダも重くなりがちでなんだか後ろ向きになってしまうと思います。
でも、そんな不快な症状を良くするんだという気持ちで毎日ケアしていれば、きっと楽になっていくものです。
つい、ふさぎ込みがちになってしまっても、趣味を思い切り楽しめる時間を作る、おしゃべりを楽しむなど、無理なくできることから始めていきましょう。