足がだるくて眠れない…ストレッチよりも効く対処法を教えます

2016.11.17 | 37,947 views

日中のデスクワークや立ち仕事で、夜、足がだるくて眠れない、寝付きづらい…この「足のだるさ」って、そもそも何が原因なのでしょうか?

足のだるさを引き起こす理由、そしてそれを改善する方法を知って、今日からは快適な睡眠をとりましょう!

sleeping asian young male disturbed by alarm clock early morning on bed

 

足がだるくなる原因

さまざまな要因で足がだるくてしかたない・・・という方は多いのではないでしょうか。

足がだるいと、眠れないばかりかさまざまな不快感を引き起こしてしまいます。

大切なことは、原因を知り、正しい対処法を講じることです。

ここでは、足のだるさの原因を探ってみたいと思います。

あなたにも、あてはまるものがあるかもしれませんよ。

 

●リンパの循環不良
立ち仕事やデスクワークの時間が長いと、脚がむくんでしまうことがあります。実はこれ、リンパの循環が滞ることで起きてしまうのです。

リンパというのは、不要な体中の成分を回収して心臓に送る下水のような役割をする液体のことです。

筋肉の動きが減ってしまうと、筋肉の収縮による血液の巡りが滞るために、リンパも循環不良となり、老廃物や余分な水分が皮下に溜まってしまってむくみやすくなるのです。

 

●血行が悪い
たとえば、ふくらはぎのむくみ。夕方、仕事を終えて帰ろうとした時にふくらはぎがパンパンになっていたという経験はありませんか?

その原因の一つに、ふくらはぎの筋肉の血行の悪さが考えられます。

心臓からふくらはぎに血液が行く時、ふくらはぎの筋肉は収縮によってポンプの役割をしますが、長時間同じ姿勢でいるなど血行が悪いとそれができなくなってしまい、足がだるくなるのです。

 

●何らかの疾患
足がだるくなる原因は、血液やリンパ以外の場合も考えられます。適度な運動や食事などに気をつけても一向に変わらない場合は何らかの疾患が潜んでいる可能性もあるので、下記の症状があてはまる場合は早めに受診することをお勧めします。

 

●下肢静脈瘤
主な症状としては、血液が逆流するためにできる「コブ」です。

足の静脈の弁が正常に機能しないために、本来なら心臓に戻るはずの血液が静脈内に溜まってしまうためにコブができてしまうのです。

また、むくみ、だるみ、こむらがえり、かゆみやほてりなどの症状がありますが、改善が期待できるいくつかの方法があります。

ウォーキングをしたり、時々足首を回したり、とにかくこまめに体を動かすことが大事です。

その他、もちろん食生活の改善も重要です。緑茶、キャベツなどに含まれるポリフェノールや、水分を適度に補給することで血流の状態を良好に保つことが期待できます。

 

●陰部静脈瘤
女性に多い病気で、主な症状としては、足の付け根から太ももの裏側を回って、膝から足首へとコブが発生します。

こうなる原因としては、女性ホルモンの影響や妊娠などで下腹部が圧迫されるために、卵巣や子宮周辺の血液が逆流することが考えられます。

特に月経時は卵巣や子宮に向かう血液の量が増えるために悪化する場合があり、防止策は生活習慣の改善などです。

たとえば、一カ所で同じ姿勢、同じ作業を続けないことや、時々立ったり、足首の運動をしたり、足首が高い位置に来るようにしたり、入浴中のマッサージなどもお勧めします。

 

●むずむず脚症候群
実はこの病気、日本人の約2~5%が潜在的にかかっているとされている「レストレスレッグス症候群」といわれるものです。

症状としては、布団に入った時や動いてはいけないシチュエーションに限って脚がピクピクと周期的な動きをします。

原因としては2つあります。一つは、ストレスから来るもので、突発的な場合。

2つめは、貧血や腎不全などの基礎疾患が原因で起こる二次性のもの。

もちろん早めの受診をお勧めしますが、改善が期待できる方法としては、症状を悪化させるカフェインやアルコール、ニコチンなどを控えたり、就寝前のマッサージなどが挙げられます。

 

 

だるさを解消するためには

それでは、日常的に脚のだるさを自分で改善するための方法をご紹介いたします。

きちんと気をつければ実践できることを中心にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

 

●優しくさする

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あのつらいだるさを解消させるためなら・・・と、もしかするとグリグリと強く揉んだりしていませんか。

実は、リンパをうまく流すためにはストレッチや強いマッサージをするよりも優しくさすってあげる、撫でてあげるほうが血液が流れやすくなり、より効果的だそうです。

 

●ゆっくりツボを押す

ふだんから自宅で簡単にできる方法としてイチオシなのは、やはりツボ押しかもしれません。

ツボを押して刺激することで、身体にもともと備わっている自然治癒力を高めていきましょう。

二つほどご紹介しますので、是非試してみてください。

 

●心臓

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文字通り、心臓血行をよくするツボで、老廃物を流す効果があるといわれています。

ちなみに、左足の裏のみにあります。

右は別のツボですのでご注意を。

押し方は、親指をこの「心臓」に当てて足の甲側から残り4本の指で支えて挟んで押してほぐします。

 

●水泉

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このツボは、身体の水分代謝を促進させるツボです。

ホルモンバランスを整えてくれる効果も期待できるので、生理中の足のむくみ改善にもお勧めです。

押し方は、足首を両手で包むように抱えてから、親指を水泉に当てて1分ほど軽くやさしくもみ続けては離す動作を左右ともに5回ほど繰り返してみてください。

 

●足心

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このツボの働きは、体内の水分量を適正にする腎臓の働きを活発にすることです。

押し方は、左右とも、足裏の中央を親指で痛みを感じる程度まで強めに押してからゆっくり離すことを10回ほど繰り返してください。

毎日、繰り返していくことで、以前との違いを感じられるかもしれません。

 

●お風呂にゆったりと浸かる

約40度程度のややぬるめのお風呂にゆったりと浸かりましょう。

これにより、リラックスしている時に活発になる副交感神経が優位になるため、血行の改善が期待できます。42度を超えるような熱いお湯は、逆に興奮・緊張する交感神経が活発になるため控えましょう。

 

<解消と一緒に予防もしよう>

●運動と休息のメリハリを!

いろいろな方法をご紹介しましたが、やはり自発的にできる予防法は、適度な運動による血行促進です。

足がむくみにくい体質づくりのためには、きびきびと運動して血行をよくして、疲労を溜めないようにして、しっかり横になって休憩しましょう。

運動も休憩もしない生活を改めることで、改善できるかもしれません。

 

●合わない靴は履かない!

もう、おわかりですよね。足を締め付けるような先のとがったハイヒールなどは血行を悪くするためにお勧めできません。

血行など以前に、足が痛くなったり骨の変形の原因になったりするので、足がだるくなりやすい人はできるだけ足をしめつけず適度にフィットする靴を選びましょう。

 

●寝ている間に血行を促進する!

これはかなり効率のいい方法なのですが、起きている間ではなくて寝ている間に血行をよくするのです。

たとえば睡眠中に足裏を温めれば、血行を促進できてむくみの改善につながるというわけです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

ご自身にあてはまることはありましたか?

善は急げです。さっそく今日からでも行動しましょう。

気持ちいい生活は、良い生活習慣から始まります。

足のだるさから解放された、素晴らしい毎日をめざしましょう!