背中の寝違えで痛い…
その原因と改善法をまとめました

2018.06.29 | 19 views

寝起きに感じる筋を違えたような背中の痛み。身体を動かしたくても痛くて動かせない…困りますよね。時間がたてば痛みは徐々に和らぐとわかっていても、朝の忙しい時間に痛みが引くのを待つ余裕はなかなかありません。そんな時、辛い寝違えの痛みを自分で改善できる方法を知っていれば、心強いですよね。ここでは、背中を寝違えてしまった場合の原因と対処法、そして予防法についてご紹介します。

寝違えの原因

「寝違え」とは、就寝時に無理な姿勢のまま長時間過ごしたことで筋肉等に負担が生じ、それによって起こる痛みや違和感の事を指します。寝違えを頻繁に経験している人の場合、枕やベット等の寝具が体に合っていないことや、疲労またはストレスの蓄積等の原因の他に、ヘルニア等の持病を持っていることも寝違えの原因になりやすいと言われています。また、昨今のスマートフォンやタブレットの普及により、寝ながらそれらを操作する人も多いかと思いますが、実はその行為も寝違えを起こす原因となる場合があります。

寝違えの対処法

寝違えを起こしてしまった場合、ついつい痛みがある場所を無理にほぐそうと強く押したり揉んだりして動かしてしまう人も多いと思いますが、それはご法度です!寝違えと呼ばれるものはそもそも、過度な負担によって靭帯や筋肉が炎症を起こしている状態で、分かりやすく言うと、一種の「捻挫(ねんざ)」を起こした状態に近いのです。そのため、患部を無理に動かすことで、かえって痛みが増してしまったり、治りが遅くなってしまったりする場合があります。それ故に、寝違えを起こした時に行う初期対応はとても大切なのです。


●首の寝違えには「落枕(らくちん)」を刺激する!
寝違えを起こす部位で必ず上位に挙がる「首」。その痛みを和らげる効果があると言われているのが、「落枕(らくちん)」と呼ばれるツボです。手のひらを握った時に、手の甲の人差し指と中指の関節の間を指で押さえ、手首の方に指をずらしていくと、少し窪んだ場所があります。その窪んでいるところが「落枕」です。このツボを親指の腹で押しながらゆっくりと首を動かしてあげると痛みが和らぎ、少しずつ首が回るようになると言われています。

●冷やして炎症を鎮める
寝違えを起こしてしまった時は、まずは患部の靭帯や筋肉の炎症を鎮めてあげることが先決です。一般的に、寝違えや捻挫の場合はまず、患部を温めるのではなく冷やしてあげるとよいと言われています。市販の湿布剤等を利用し、10分冷却、10分休憩を繰り返して患部の様子を見てみましょう。

寝違えの対処法は前述のものの他にもありますが、これらはあくまでも軽度の寝違えを起こした場合の対処法を指しています。よって、痛みが酷い場合や寝違えの状態が長く続く場合は、他の病気や原因が隠れている可能性があるため、早めに専門の医療機関を受診するようにしましょう。

寝違えの予防法

ここでは、寝違えを起こさないための予防法をいくつかご紹介します。

●体を温める
体を温めると体内のめぐりが良くなり、筋肉等を柔らかくしなやかな状態に保つことができます。こうすることで、就寝時に無理な姿勢になってしまった場合でも、体にかかる負荷をうまく逃がし、軽減することができるのです。

●寝具を見直す
長年使っているから、と言って枕やマットレス等同じものをなんとなく使い続けていませんか?寝違えを起こす要因のひとつとして、合わない寝具による体への負荷が挙げられます。一度に全てを見直すことは難しいかと思いますが、始めは枕から見直してみるとよいでしょう。

●日頃から運動をして筋肉を動かしておく
筋肉は、動かさなければ弾力を失ってどんどん硬くなっていき、寝違えを起こしやすい状態をつくってしまいます。そうならないためには、日頃から首や肩周りを動かすようにしたり、長時間同じ姿勢を続けた場合は軽くストレッチしたりして、筋肉を動かすよう心掛けてみましょう。

まとめ


寝違えは、起こしてしまった後の対処法よりも、予防することが大切です。寝違えの多くは自分の体に合わない寝具によるものとも言われているため、まずは枕等を見直して、より体が休まる状態をつくるようにしましょう。また、日頃から体を温める習慣をつけたり、首や肩、腰等の筋肉をストレッチ等で柔軟に保つ心掛けも、寝違えを予防することにつながる大切な要素です。健やかな毎日のために、今日から少しずつ生活習慣も含めて改善していきましょう。