腕のしびれは要注意!
症状とその原因を解説します

2018.07.05 | 14 views


腕を体の下にして寝てしまい、腕がしびれた…そんな経験、誰しもありますよね。このように原因が明らかな一時的なしびれは別ですが、原因の分からないしびれや慢性的にしびれを感じている場合は、要注意です。しびれの症状によっては、病気が潜んでいる可能性があるからです。この記事では、腕のしびれを引き起こす疾患のうち、主なものをご紹介します。症状に心当たりがある方は、大したことはないと自己判断せず、医療機関を受診するなど、適切な対応をお勧めします。

腕のしびれの原因と症状(脊髄関連)


年齢を重ねると、頚椎にはさまざまな変化が起こります。その変化自体は誰にでも起こり得ることで、特に病気ではありません。しかし、頚椎が変化していくと、その近くを通る脊髄に影響を及ぼしさまざまな神経症状を引き起こすことがあります。それを「頚椎症性脊髄症」といいます。脊髄症状とは、持続する腕、手、指のしびれ、感覚障害、筋力低下、手指の巧緻運動障害(思うように手指が使えなくなり、箸、書字、ボタン掛けなどがうまくできない。)などの上肢症状の他に下肢の感覚障害、筋力低下や歩行障害、排尿障害などです。首の痛みや運動制限をほとんど感じずにいきなり脊髄症状を自覚することもあります。

腕のしびれの原因と症状(末梢神経関連)


手足にいく神経は、脳から背骨の中をとおり、末梢神経として手足に繋がります。神経は、脳からの指令を電気信号のようなもので手足に伝えたり、手足の感覚をやはり電気信号のようなもので脳へ伝える仕事をしています。背骨からでたあとの神経を末梢神経といいますが、これは脳や脊髄と違って骨で守られていないため、手足の動きや筋肉などによって痛みやすいことが知られています。このようなものを末梢神経障害といいます。つまり、手足のしびれの原因で最も多いのは、脳や背骨の病気ではなく、この末梢神経障害によるものです。

腕のしびれの原因と症状(脳関連)


腕の痺れの原因の一つとして脳の病気が挙げられます。その中でも脳梗塞は手足のしびれは片手、片足、片側手足、四肢など脳梗塞が出来た部位によって、症状の現れ方が違います。顔面(片側顔面・両側顔面)の神経麻痺や、言語障害、失語症、健忘症、ものが2重に見えたり食物が飲み込みにくいなどの症状が起こることもあります。手や口に感覚障害が現れた場合を「手口感覚症候群」と呼ぶ場合もあるようです。

まとめ


同じしびれでも正座をすると足がしびれるような場合は誰もが経験していますが、このような場合は時間が経つとしびれは治ります。問題なのは病気が原因で生じるしびれです。「温かくなれば治るから」とか「しばらく我慢すれば大丈夫」としびれは放置されがちですが、重大な病気が隠れていることもありますので、要注意してくださいね。