肩こりに湿布はほんとに効くの?
上手に湿布を選ぶコツ

2017.12.22 | 86 views

多くの人を悩ませる肩こり。でもマッサージに行く時間なんてなかなかとれない。放っておくと肩こりはひどくなる一方なので、自宅で少しでも改善したいですよね?誰もが手軽に使える湿布ですが、そもそも効き目は?冷湿布と温湿布はどちらを使えばいいの?そんな疑問にお答えします。また、おすすめの湿布や効果的な貼り方などをご紹介します。

■湿布って本当に肩こりにいいの?

昨今のセルフメディケーション(軽度な体の不調は自分で手当てする)意識の高まりに合わせ、薬局やドラックストアでは実に多くの種類の湿布薬を目にするようになりました。湿布薬に含まれる成分は、一時的に痛みの感覚を麻痺させることで症状を緩和します。そのため、湿布を貼っただけでは根本的に肩こりを治すことはできません。大切なのは、肩こりの原因そのものを取り除いてあげることなのです。

 

■湿布の種類と使い分け

 

◆温湿布と冷湿布の違い

温湿布と冷湿布にはそれぞれ「温める」効果と「冷やす」効果があるため、貼る場所の症状に合わせて使い分けることが大切です。

・温湿布

温湿布は、慢性的な肩こり・腰痛等、患部が硬く緊張しており動かすことで痛みを伴う場合に効果的とされています。温感成分のひとつであるトウガラシエキス等を使い、硬くなった筋肉を温めてほぐすことによって、滞っていためぐりを促し肩こりの症状を和らげます。

・冷湿布

冷湿布は、打撲や捻挫等の急性疾患によって、患部に熱や強い腫れがみられる場合に有効です。この場合、痛めた患部を急速に冷やす必要があるため、最初の5~7日間を目処に使用するのが一般的です。主な成分はサリチル酸メチルやメントール、ハッカ油等の清涼感を伴うものが多く使われています。

「温湿布と冷湿布のどちらを使えばいいのか分からない」という人も多いと思いますが、その場合は、貼ってみて気持ちいいと感じるほうを選んで使ってみてください。また、湿布を使用しても痛みや違和感が続く場合は、病院で診てもらうようにしましょう。

 

◆選び方のコツ

ひとくちに「湿布」と言っても、使用目的や用途によって様々な種類のものがあります。これも、温・冷湿布と同様に、使用する場所や目的によって使い分けることで、その効果を十分に得ることができます。

・貼る場所に合わせて選ぶ

肩や腰等、貼付する面が比較的平らで広範囲の場合は、白くて厚めのハップ剤と呼ばれるものがおすすめです。一方、肘や膝等の関節まわりの動きが多い部分に貼付する場合は、肌色の薄いテープ状になったテープ剤が便利です。特にテープ剤は伸縮性とフィット感が高いため、動いても剥がれにくい特徴があります。

・患部を清潔にしてから貼る

湿布を貼る際は、必ず患部を清潔にして汗や汚れがない状態で貼りましょう。こうすることで湿布が皮膚に密着するため、その成分がしっかりと浸透する他、剥がれにくくなります。

・効果の持続時間を確認する

湿布やテープ剤には、効果の持続時間が記されています。持続時間を越えて使用したとしても、それ以上の効果を得ることはできません。加えて皮膚への負担からかぶれの原因にもなるため、やや間隔をとった上で1日2回程度を目安に使うと良いでしょう。

・効果の違いを確認する

湿布には、「医薬部外品」と「第二・第三類医薬品」があります。医薬部外品は、予防目的を主としたもので、痛み止め成分などは入っていません。一方、第二・第三類医薬品は、副作用などの危険性の度合いによって分けられているものです。高い効果を得られる反面、注意が必要な成分が含まれていることもあるため、成分詳細をよく確認して使う必要があります。

■おすすめの湿布

 

・ジクロテクトPROテープ

鎮痛成分ジクロフェナクナトリウム配合で、つらい痛みを鎮めてくれます。目立ちにくい肌色の薄いテープ剤タイプで、匂いが気にならない無臭タイプ。テープ剤がくしゃっとなってしまった後でも張り直しもできる優れものです。

・フェイタスZジクサス

神経を刺激する発痛増強物質の発生そのものを阻害するフェルビナク成分を配合。微香料のものや清涼感のあるタイプ、ローションやクリームタイプなど様々な種類がある。

・のびのびサロンシップ

優れた伸縮性と丸かど仕様で、曲げ伸ばしの多い部分でもぴったりとフィット。サリチル酸グリコール配合で痛みを鎮めます。

■まとめ

現代病ともいわれる肩こりですが、日々のセルフケアで楽になることもあります。数多くある湿布の中から自分の症状や欲しい効果に合わせて使うことで、快適で健康な毎日にしましょう。また、どうしてもつらい痛みや違和感がある場合は、医師の診断を受け適切な治療を受けることをおすすめします。